2024年10月から2025年3月までの間に実際に住宅ローンを利用して住宅を取得された方を対象に、利用した住宅ローンや金利に対する意識等について「住宅金融支援機構」が調査を実施し、結果をとりまとめたものを2025年6月に発表しました。

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利用した住宅ローンの金利タイプ                           ー「変動型」が最も多く79.0%ー

「変動型」     :79.0%(2024年10月調査比 +1.6ポイント)

「固定期間選択型」 :12.2%(2024年10月調査比 ▲1.3ポイント)

「全期間固定型」  :8.8%(2024年10月調査比 ▲0. 2 ポイント)

引き続き低金利環境が後押し。将来の金利上昇懸念があっても、当面の返済額を重視する傾向が見受けられます。

返済期間「20年超~35年以内」                             ー60.9%、「35年超」25.5%ー

「20年以内」     :13.6%(2024年10月調査比 +1.6ポイント)

「20年超~35年以内」 :60.9%(2024年10月調査比 ▲1. 3ポイント)

「35年超~50年以内」 :25.5%(2024年10月調査比 +4.6ポイント)

ライフステージの変化や高価格帯物件への対応として、長期返済を選択する層が増加傾向。

ペアローン・収入合算の利用                             —39.3%が「ペアローン・収入合算ー

「ペアローンを利用した」:25.9%(2024年10月調査比 ▲0. 5ポイント)

「収入合算を利用した」 :13.4%(2024年10月調査比 +0. 8ポイント)

共働き世帯の増加を背景に、借入可能額の最大化を図る動きが継続中。

住宅ローンの金利の見通し                              ー65.7%が今後1年間で金利上昇と予想ー

「現状より上昇する」  :65.7%(2024年10月調査比 +2. 8ポイント)

「ほとんど変わらない」 :23.2%(2024年10月調査比 ▲3. 4ポイント)

「現状より低下する」  :1.8%(2024年10月調査比 ▲0. 7ポイント)

「見当がつかない」   :9.3%(2024年10月調査比 +1. 4ポイント)

日銀の金融政策や物価動向に関心が集まり、将来的な金利上昇を織り込む消費者が増加しています。

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