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1400人が答えた「住宅ローン金利」
住宅ローン利用者の実態調査【住宅ローン利用者調査(2025年4月調査)】(住宅金融支援機構、2025年6月27日公表)の結果によると、住宅ローン利用者の金利タイプ選択において「変動型」を選んだ人が79.0%に達した。前回調査時(2024年10月)と比較して1.6ポイントの増加となる。
調査結果の概要
変動型金利:79.0%(前回比+1.6ポイント、過去3年で約5ポイント増加)
固定期間選択型:12.2%(前回比▲1.3ポイント、過去3年で▲5ポイント減)
全期間固定型:8.8%(前回比▲0.2ポイント、7〜10%で安定推移
変動金利タイプ選択率の推移
2022年4月:変動型 73.9%
2022年10月:変動型 69.9%(一時減少)
2023年4月:変動型72.3%
2023年10月:変動型74.5%
2025年4月:変動型79.0%
背景・理由と考慮すべきポイント
- 長期的な低金利環境で、当初返済額の低さを重視する傾向
- 金利リテラシー向上により、リスクを理解したうえでの選択が増加
- 将来的に日銀の利上げ局面を見越して固定型へ借換えを検討する層も想定
以上が背景、理由として考えられるが、考慮するポイントとしては次に4つである。
・長期的視点の返済計画:低金利だけでなく将来の上昇リスクを考慮
・収入と返済バランス:金利上昇を想定し、返済負担率に余裕を持つ
・ミックス戦略:一部を固定型、一部を変動型にしてリスク分散
・返済シミュレーション:複数の金利シナリオを想定し、最悪のケースでも対応可能かを検証
借り手の約8割が変動型を選択するトレンドが明確化しており、低金利環境・金融リテラシー向上・戦略的借入計画が背景要因である。
ただし、将来的な金利上昇リスクを踏まえた慎重な返済計画が不可欠で、住宅ローンは人生最大の借入れになることが多く、
ライフプランを総合的に判断する必要であるため、ファイナンシャルプランナーに一度確認してみることが重要である。